お客様の声

株式会社 木下商興

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業務内容:住宅設備機器及び給排水設備の施工・販売
所在地:所沢市三ケ島5丁目1283番地
お話:代表取締役 木下 清次 様
現在までの歩みをお聞かせ下さい。
  開業は明治35年です。私は3代目になりますが、当時は個人で風呂桶や樽の製造を初めました。昭和37年に私が先代から事業を引き継ぎ、風呂、流し台及び厨房関係機器の販売を開始しました。昭和45年からは住宅設備機器のパイオニアとして施工・販売に着手し、昭和54年9月1日「株式会社木下商興」を設立スタートしました。
社長の経営理念をお聞かせ下さい。
  会社、従業員が安心して1日、1ヶ月、1年を送れるようにすることです。平成2年にバブルが崩壊してからは、住宅設備機器の施工・販売だけでは会社は安定せず、安心して従業員が働ける環境も提供できないと痛感し、平成7年には「所沢市指定上下水道工事店」の認可を取得しました。このことは、今後の会社の安定、従業員の暮らしの安定化を支える上で非常に重要な決断であったと思います。
企業経営で大事なものはなんですか。
  「お客様は神様である。」ということ、すなわち「顧客第一主義」を貫くことであると考えています。お客様のニーズに素早く対応するためにはどうしたら良いかに常に細心の注意を払っています。 当社には過去に一度でも施工・受注したお客様約6,000人の顧客名簿(顧客情報)があります。お客様を訪問するときには、必ず過去の設置状況等を記した「虎の巻」を従業員に持たせ、従業員はその「虎の巻」をいつもポケットに忍ばせて営業を行っています。お客様から「このボイラー最近調子が悪くて。」と言われたら、「そうですね。これは平成X年X月から使用しているからそろそろ寿命ですね。」という具合に。お客様に「うちのことは何でもわかってくれている。」という安心感を持っていただくことが非常に重要なんですね。これは電話での問い合せについても同じです。顧客情報をフル活用し、必ずリピートに結びつけます。また、電話での問い合せについては、特に急を要するものが多いので、その場での概算見積りの提示と即日施工・工事の要望に応えられる体制を心がけています。すぐに飛んでいくということです。関根先生には、「在庫はできるだけ持たないように。」と日頃から言われますが、お客様のニーズに応えるには多少の在庫も持たないとだめなんですよね。(笑)
もう一つは専門的知識を従業員全員が持ち合わせることです。今のお客様は豊富な知識を持っていますので(多少上辺だけの知識ですが)、お客様に納得していただけるよう、常に予備知識としての最新情報の入手と従業員の技術資格取得に力を入れています。
これからの展開についてお聞かせ下さい。
  職人からの脱皮がこれからの最重要課題であると感じています。住宅設備周辺業務についての知識はもちろん重要ですが、自分が持っている知識をお客様に理解し、受け入れてもらえるかどうかは全く別の問題だと思っています。いくら豊富な知識を持っていたとしても、それがお客様に受け入れてもらえなければなんにもならないのです。これからは豊富な知識を武器に、その知識を受け入れてもらうために、全員が営業のできる体制づくりを徹底していきたいと思っています。
書面添付の申告書についてどう思われますか。
  先日、「書面添付10年連続特別表敬状」をいただき、非常に嬉しく思いました。これによって税務署の調査が無くなるわけではありませんが、真面目に正直にやっている会社が損をすることが無いようにSMC懇話会会員の中からも、一社でも多くこの表敬状をもらえる会社が増えることを期待しています。
インタビューを終えて
  木下社長さんは、人との出会いや心のふれあいを非常に大切にしていらっしゃいます。初めてお会いしたときも相手に初めて会った気にさせない魅力があります。「実るほど、頭をたれる稲穂かな。」といいます。木下社長さんの決して偉ぶらない腰の低さに多くを学ばせていただきました。   株式会社 木下商興様の益々のご繁栄を心からお祈りいたします。

関根 威