お客様の声

株式会社 青 山 製 作 所

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業務内容:板金加工業
所在地:埼玉県所沢市西狭山ヶ丘1-2440
お話:代表取締役 中 正 幸 様
現在までの歩みをお聞かせ下さい。
  先代である父が今から約40年前に創業し、その時より従事してきました。当時は、小型ラジオ等のプレス加工が中心でしたが、下請けという環境からの脱却を狙い、昭和40年頃より板金加工の技術を習得し、業種転換を図ってきました。現在は、大型ゲーム機関連の受注加工が中心となっております。
社長の経営理念をお聞かせ下さい。
  商いは“飽きない”という経営者としての姿勢を先代より受け継ぎ、商売に関しては常に「現在世の中では何を必要としているのか? 何を不要としているのか? 必要とされるものは自社で製作できないか?」という事を念頭に置き、そのルーツを探求し、スピード展開できる様心掛け経営を行っています。
企業経営で大事なものはなんですか。
  最も大切な事は、「本音の商売」ができるかどうかという事ではないでしょうか。つまり、量産以前の「試作」に関しては必ず自ら現場に入り、コスト計算をし、販売価格を算出します。そこで初めて得意先に対して、相手の気持ちも汲みながら本音の価格交渉ができ、相手にとっても自分にとっても最良の取引が出来るわけです。また、社員に対しては「一人一人がプロの精神をもって」という事です。つまり、お金をもらって商売をするからには常に最高の製品をお客様に提供し満足していただける様心掛ける事、現場においても全員の呼吸が作業効率に影響を及ぼしますので、各人がお互いを常に思いやるという事、さらに、余計な計測機械の廃棄を含めた整理整頓、工場内での無駄な動きの排除や徹底したライン管理といったコスト意識を持つ事、最後に、社員を信頼し仕事を最後まで任せる事により、残業がほとんどない高い生産体制への転換が図られ、経営の礎を築く事ができたのではないかと思います。
これからの展開についてお聞かせ下さい。
  車の座席、製糸加工機械、熱交換機等の加工を経て、現在は、大型ゲーム機の加工が中心ですが、今後も常に時流にあった最高の需要を見込める製品の探求、自社ブランド製品を手掛ける他メーカーとの提携を目指し、自社周辺環境に関しても、所沢中央金属組合の会長を務めていることから、近隣の異業種提携を推し進め、一社では大変厳しい納期・品質管理を統合的に管理できるようネットワーク体制を構築したいと思います。また、いずれは社内に「組立工程」を組み入れ、「板金加工+組立」工場として全体のラインコストを引き下げることにより、高付加価値化を目指していきたいと考えています。
書面添付の申告書についてどう思われますか。
  これは素晴らしい制度だと思います。各企業が正しい申告をすることにより、企業利益を明確にし、公平な税負担を担い、世の中に貢献して初めて自分自身も満足できる事ですから、今後も是非続けたいと思います。
インタビューを終えて
  先ず、社長様の人柄を表した素晴らしいインタビューができた事に、感謝の意を込め御礼を申し上げたいと思います。今回のインタビューを終えた印象としまして、社長様の経営観・経営に対する常に前向きな姿勢が、社内に非常に浸透して統率が取れているという事、技術も然ることながら、“人”を非常に大切にすることから、人が自然と周りに集まってくる事、現場感覚を常に忘れない事等、様々ありますが本当に数多くの経営にとって大切な話をお聞きすることができ、“常に成長する企業”の要因を理解したような気がします。

照井 琢也