お客様の声

三光通信 株式会社

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業務内容:電気通信設備業
所在地:埼玉県所沢市神米金176番地の2
お話:代表取締役社長  井上 勝博 様
現在までの歩みをお聞かせ下さい。
  昭和38年の入社以来39年間勤めた日本通信建設㈱(現:日本コムシス㈱)を退社する際に現在の会社から社長としてお誘いがあり、現会長である創業者の中島松雄氏の真面目な人柄に惹かれ、社長をお引き受けしました。昨年の7月から社長に就任し、この6月で丸一年が経過したところです。
企業経営で大事なものはなんですか。
  企業経営で一番大切なのは、何といっても『人』だと私は思います。当社の場合には通信設備等の設備工事を行う“技術”が商品となるわけですが、その実際の工事を行うのはすべて人だからです。
  前の会社でも「後輩を育てる」ということを常に考えながら仕事をしてきました。この業界では一つ一つの工事の粗利益をいかに上げるかが業績のポイントになります。そこで現場全体を見て予算立てから人工や協力会社の管理が一人で出来るようになる様、徹底的に指導しています。またその為に「なるべく沢山の人と接して、人を多く知りなさい」といつも言っています。上司や部下、同僚など社内の人間だけでなく、社外の協力会社など、工事を取り巻く大勢の人間と知り合って人脈をつくることで仕事をスムーズに行うことが出来るのです。
  今年の新卒者は、営業強化を目的として4月に3名を採用しました。即戦力ではありませんが、受注段階での正確な工事粗利益管理が出来るよう教育し、将来安心して現場を任せられる一人前の営業に育て、ベテラン社員が新規のお客様をどんどん開拓していける体制を作っていきたいと考えています。
これからの展開についてお聞かせ下さい。
  当社は、会社全体の会計ベースの業績は毎月正確に把握していますが、工事現場ごとの粗利益がはっきりと捉えられておらず、現場サイドで粗利益を正確に把握することが出来るシステムの構築を進めています。昨年の9月から日本コムシス㈱と共同開発で手がけている管理システムがここでやっと稼動し始めました。このシステムが稼動すれば、会計処理と乖離している売上の受注残高の把握や、工事現場ごとの見積りと実際に工事にかかった金額との差異などを把握することが出来、営業担当の目標付けや工事現場管理者や各部門責任者の工事現場別、部門別の業績が正確に把握されますので、各担当者の業績に対する強い意識付けが出来るようになります。社員全員に数字の大切さを教えたいのです。また、このシステムのデータを蓄積させることで現場別工事の見積りの経験値を上げていくことができますので、受注の段階での見積りミス(工事費積算の甘さ)を回避し、より確実な粗利益を確保することが出来るようにしたいと考えています。
  それから、やはり人材の育成には引き続き力を注いでいきたいと考えています。IP電話の普及等、今後も通信技術の向上はどんどん進んでいき、当社はこれらの新技術に即対応できる体制を作っていかなければなりません。こうした技術に対応出来る様々な資格取得の推進や技術を身に付けさせる教育を行い、人材を育てて将来に備えたいと思っています。
  後は私自身が営業と一緒にどんどん新しいお客様に回って積極的に人と接していきたいですね。
書面添付の申告書についてどう思われますか。
  とてもいい制度だと思います。当社もぜひやっていきたいです。
インタビューを終えて
   井上社長は社長就任後、会社の現状把握から始まり、その結果から積極的に社内改革に携わり、わずか1年で工事現場別の管理システムを構築する等、素晴らしい手腕を発揮されています。井上社長は、売上高の更なる向上を目指すとおっしゃっていましたが、その言葉通り着実に実行されている姿はさすがです。

関根克未