お客様の声

株式会社 メディアワークス

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業務内容:通信工事業
所在地:埼玉県入間郡三芳町竹間沢766-8
お話:代表取締役社長 山田 隆雄 様
うちの商品は従業員です!
現在までの歩みをお聞かせ下さい。
  高校卒業後就職し、丸9年サラリーマンとして電気工事に携わり、3年ぐらい営業も経験しました。時代はバブル絶頂期、初めは5人ぐらいだった会社も次第に大きくなり、その会社の社長は、ある程度事業として成功したと考え満足するようになっていました。この会社をもっと大きくしようと考えて働いていた私にとって、ここで止まりたくない、もっと攻めたい、チャレンジしたいとの考えが強くなり、自分と会社との間にギャップが生じ始めたので、会社を変えるより自分でやった方が早いのではないかと考え、仕事仲間と2人で独立することになりました。
どんなことに気をつけて経営を行っていますか
  会社の進む方向と社員個人個人の進む方向が極力一緒になるように、皆がどこに行きたいのかをよく理解した上で一緒の方向に進んでいく事がすごく大事です。この会社を儲けさせようと思ってうちに就職した人はいない。この会社で働くことによって自分の可能性だとか、自分が豊かになったり、充実した生活がしたいという目的があって入ってきているはずです。だから目的が自分を豊かにしたいと思って入社した人達に対して、それをさておき「利益だ!売上だ!」と言っても無理な話です。そこで少しでも考えを理解するために、全員に「ライフプランシート」というものを書いてもらっています。そのシートは1年後、3年後、5年後、10年後、自分がどうなっていたいか、個人としてどうなのか、家族を含めてどうなのか、会社としてどうなのか、それを手にした時にどういう姿になっているのか、それをやるために何をすべきなのかといったところまで落とし込んでいます。年収が何百万円ほしい、週休2日きっちりとりたい、3年後には長期休暇がとれるような仕組みをつくりたいなど様々です。その人が本当に望んでいることは何なのか?ということを理解した上で、その人に一番適した仕事をしてもらう。そして皆が「自分のためにやる」という組織に変えていきます。お金は最低限必要だと思いますが、人をお金で引っ張るのは限界があります。程良い収入と自分の目標が社員をやる気にさせ、お客さんにも良いサービスを提供できるのだと思っています。
会社の一番の強みはなんですか?
  うちは通信工事の会社なので電線をひっぱってお金をもらっているのだけど、当り前のことをやってもお客さんは喜んではくれません。何かプラスαの付加価値を付けないと満足をしてくれないのです。そのため、うちでは人(従業員)に付加価値を付けていかなければなりません。うちの商品は通信工事ではなく、従業員さん(人)が商品なのです。嬉しいことにお客さんから「おたくは人がすごく良いね」「○○さん次も頼むね」とよく言われます。私の経験上、直接お客さんから褒められたり評価される心地よさは、従業員にとってすごいやりがいになっていると思うのです。お客さんも喜んでくれて、従業員も喜ぶ。そんな環境だから、うちの会社は辞める従業員が殆どいないのです。
これからの展開についてお聞かせ下さい。
  初めは自分が豊かになるために努力をする場が会社だと考えていました。しかしある程度の段階まで来て、今面白いのは、会社から1000万プレイヤーを何人育てられるかということです。重要なのは単にお金を払えれば良いということではなく、その人にどういったモチベーションをかけてやる気になってもらうかということです。社長だけがある程度報酬をもらって安定していても、組織としてはその下の人達が不安定では仕方ありません。だからこの人達を満足させてあげることで、自分(会社)が大満足という形が望ましいと思っています。そして従業員がお客さんから「おたくはどんな会社?」と聞かれたら「うちは良い会社ですよ」と自然に言ってもらえる会社にしたいです。売上規模でいうと(グループで)年間20億の売上を安定して上げられる会社を目標とします。売上は最終の目的ではなく、そこで何人の「人」を育てられるのか、その「人」に力をいれていきます。最後に法人として自分が育った地域に少しでも還元できればと思います。
インタビューを終えて
   山田社長は通信工事以外にも「陳麻家(ちんまや)」というお店で中華の分野にもチャレンジしており、大変忙しい中、今回のインタビューを快く引き受けていただき、本当にありがとうございました。これからも従業員さんを大切に頑張ってください

土肥 宏行